- #EMC (EMI/EMS)
EDTC E Drive Testing Chamber
- #EMC (EMI/EMS)
タイプ | EVモーター用 |
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サイズ | 小型 |
対応周波数帯 | 9 kHz / 30 MHz ~ 18 GHz |
エミッション(EMI) | CISPR 25 完全準拠 |
イミュニティ(EMS) | ISO 11452 完全準拠 |
測定距離 | 1.0 m |
製品情報
EDTCは、従来の方式に則った固定シャフト式電波暗室です。外部にシールドルームを設け、ロードマシンを電波暗室外に設置しています。電動パワートレインユニットの動的EMCテスト(ブレーキ・駆動・回転方向・速度調整・トルク制御etc.)に使用できます。
また、油圧システムを使用した新しいパワートレインセットアップの1つである HYDROSシステムを装備する事もできます。
高速・高トルクのハイエンドモデルです。ご希望に合わせた仕様での製作も可能です。*個別の規格対応については、要件を満たす適切な電波暗室ソリューションをご提案いたしますので、ご相談下さい。
- 仕様
- 電波吸収体
Frankosorb® フェライト F006、 及びピラミッド H450 を使用
FrankoniaオリジナルのFrankosorb® 電波吸収体は長期安定性が証明された高性能ナノ薄膜技術を使用しています。
不燃性準拠 DIN EN 13501-1 クラス A2 – s1 d0、 DIN EN 13501-1 クラス B (代替) に準拠しており、ほとんど引火性がありません。
- 固定負荷マシン(電気駆動)
固定負荷マシン付きシャフトは電波暗室の外側に完全に分離されており、EUT に電力を供給するか、絶縁シールドされたシャフト システムを通じて EUT から電力を受け取り、EUT の安定した試験環境と確実な動作を保証します。 固定負荷マシンは完全なターンキー システムとして利用可能ですが、既存の電波暗室の改造キットとしても利用できます。
- 油圧システム・MEDET System
現在の自動車開発における最大の課題の1つは、パワートレインの電動化です。 これは、強力な電気駆動モーターや補助電気ドライブの使用を意味します。 内燃エンジンを 1台の電気トラクションモーターで置き換えるよく知られたセットアップのほかに、ホイール ハブ ドライブや一体化されたe-Axleなどの他のコンセプトも使用されています。 アクスル、電気駆動モーター、ギアボックス、ディファレンシャルから構成されるe-Axleは、EMC テストにおいて課題を引き起こします。MEDET システムは、油圧システムを使用した新しいパワートレイン セットアップの 1つです。 電力コンバータは電波暗室の外側にあり、内部に配置された EUT 電力コンバータに油圧を生成します。
Power
45 kW @ 1,500 RPM 286 Nm
70 kW @ 1,500 RPM 445 Nm
140 kW @ 3,000 RPM 445 Nm
① プラグアンドプレイ機能
② クイックカップリング方式によるパワーモジュールの接続
③ 柔軟で効率的な油圧式
④ 同期レセプターを使用した完璧なアクシステスト
⑤ トルク衝撃減衰を利用したEUTと試験セットアップの保護
⑥ 被試験機器を改造することなく電動軸のEMC試験を実施可能
⑦ 複数の EMC テスト施設を並行して設置すれば、 1台の電源ユニットで複数の EMC 施設に電力を供給可能
⑧ MEDET システムのスケーラブルなセットアップにより、ニーズに合わせたシステムサイズの調整が可能
⑨ 適応ユニット (EMC 施設内) をフレキシブルホースで接続する事による設置オプションの拡大
⑩ MEDETシステムによりあらゆる種類のパワーフローが可能
(パッシブ モード: テスト セットアップが EUT を駆動する / アクティブ モード: EUT がテスト セットアップを駆動する)
⑪ システムは EUT と自動的に同期
⑫ 既存の EMC チャンバーへの後付けオプション
⑬ パワーユニット設計は、70 kW ステップで最大 280 kW までモジュール式に増加可能