IEC 61000-4-4、DIN EN 61000-4-4の規格で定義されているEFT（Electrical Fast Transient　電気的ファストトランジェント）試験 のためのバーストノイズをシミュレートします。 5ns の非常に短い立ち上がり時間により、個々のパルスは 300 MHz までの広帯域 RF スペクトルを生成することができます。
標準テスト レベル 1、2、3、および 4 はプログラムされており、追加のテスト シーケンスもメモリ機能を介して保存することができます。
すべてのバースト パラメータはバースト テスト中に変更できます。 これにより、EUTの故障しきい値を簡単かつ継続的に検出できます。 パラメータ変更によるテストの中断は必要ありません。
自然現象をシミュレートする「リアル バースト」や「ノイズ」のシミュレートなど、様々な特殊機能も提供します。「IFM」及び「DFM」（バースト パケット内の周波数の増加または減少）機能は、EUT の共振または飽和の影響を調査するための重要なツールです。
時間精度の高いトリガが可能なので、障害の位置を特定するために、バースト パルスを EUT の特定の処理時間に非常に正確に結合することが可能です。
マイクロ秒のバースト パルスは、ジッター25ns未満で正確にトリガーされます。

パルス電圧　　　　　　　　　　　　 　　　  100 V  ～ 4800 V
極性バーストパケット　　　　　　　　　　   正極・負極・交互

IEC 61000-4-4準拠 パルスフォーム　 　　　　5 ns / 50 ns
最大パルス数/秒　　　　　　　　　 　　　　 パケット 15000 / 2000
スパイク周波数　　　　　　　　　　　　　　シングルパルス ～2000 kHz

スパイク周波数におけるステップサイズ
0.1 ～ 10 kHz -> 0.1 kHz ステップ
10.5 ～ 50 kHz ->0.5 kHz ステップ
51.0 ～ 100 kHz ->1 kHz ステップ
105.0 ～ 500 kHz ->5 kHz ステップ
510.0 ～ 1000 kHz ->10 kHz ステップ
1050.0 ～ 2000 kHz ->50 kHz ステップ

バースト持続時間
＜標準＞
15 ms ± 20 % @ 5 kHz
0.75 ms ± 20 % @ 100 kHz (各75パルスに相当)
＜変数設定＞
0.01 ～ 100 ms     *自動で制限値を設定

バースト周期
＜標準＞
300 ms ± 20 %
＜変数設定＞
10 ～ 1000 ms      *自動で制限値を設定

バースト周波数
＜標準＞
5 kHz 或いは 100 kHz @ 4 kV
＜変数設定＞
100 Hz ～ 2000 kHz @ 4.8 kV

パルス振幅
＜標準＞
0.5 / 1 / 2 / 4 kV
＜変数設定＞
100 V ～ 4800 V (10 V ステップ)

ライズタイム 　　　　　　　　　　　　　　　5 ns ± 30 %
パルス持続時間(50Ω)　　　　　　　　　　　 50 ns ± 30 %
パルス持続時間 (1kΩ)　　　　　　　　　　　 50 ns,  -15ns/+100 ns
インピーダンス　　　　　　　　　　　　　　 50 Ω ± 2 %
トリガー　　　　　　　　　　　　　　　　　 マニュアル/外部
高電圧出力 　　　　　　　　　　　　　　　　同軸コネクタ
モニター出力 　　　　　　　　　　　　　　　BNC, TTL レベル
インターフェース    　　　　　　　　　　　　 RS232C
ファン 　　　　　　　　　　　　　　　　　　40 °CでON / 32 °CでOFF

内蔵単層カップリングネットワーク
公称 AC電圧 　　　　　　　　　　　　　　　最大 230 V / 16 A ,  50/60 Hz
公称 DC電圧 　　　　　　　　　　　　　　　最大 110 V / 8 A
ディスプレイ 　　　　　　　　　　　　　　   LED  red / green
カップリング容量 　　　　　　　　　　　　   33 nF
カップリングスイッチ
L, N -> E ; PE -> E ; L -> E ; N -> E ; L ; N ; PE -> E ; L ; etc.

使用温度 　　　　　　　　　　　　　　　　  0 ～ 40 °C
サイズ 　　　　　　　　　　　　　　　　　  19インチラックマウント
重量 　　　　　　　　　　　　　　　　　　  12 kg
電源供給 　　　　　　　　　　　　　　　　  100 ～ 240 V / 47 ～ 63 Hz