EMC-BlueBoxは、専用の電波暗室が不要です。測定距離1.0mが確保できる電波暗室があれば、 EVモーターのEMC試験が可能になるモバイルテストベンチです。
専用の電波暗室が必要となる従来のシャフト固定式評価システムとは異なり、電波暗室の外に設置していた負荷用ロードマシンをBlueBox下部のシールドボックスに格納しました。
シャフト固定式電波暗室での評価と遜色ない同様のテスト（ブレーキ、駆動、回転方向（右/左）、速度調整、トルク制御、及び混合負荷）が可能です。
既に導入済みのヨーロッパや中国の企業より、高い評価を受けています。
EMC-BlueBoxであれば、既存のEMC電波暗室をほとんど変更することなく、電動パワートレイン評価用途として使用することができます。ハイブリッド、電気、燃料電池、バッテリー駆動システムに関連するパワートレイン、 コンポーネントとシステムを対象とした評価が可能です。
測定テーブルと組み合わせての試験や、ターンテーブルを使用した360°EMCテストが可能です。
また、電波暗室の外でセットアップが可能なので、準備における電波暗室の使用時間短縮が見込めます。
プラグアンドプレイ機能付きです。